東京・新富町に位置する既存のホステルを改修し、1フロア1室のスイートで構成されるブティックホテルへと再生したプロジェクト。
もともと複数の宿泊室で構成されていたフロアを、1組のゲストのための独立したスイートへと再編。ゆとりのあるリビング空間と2つの寝室によって構成される客室は、家族やグループでの滞在に対応している。また、ソファベッドやキッチン、洗濯機、ダブルシンクの洗面台を備えることで、中長期滞在にも対応する環境を整えている。
1階と2階には、ホテルに併設する「dotcom coffee」を計画した。ホテル利用者だけでなく地域の人々にも開かれた場とすることで、街との接点を生み出している。
ブランドを象徴する赤茶色をサインやアメニティ、館内のさまざまな要素へ展開し、グラフィックやサイン計画を建築の延長として捉えることで、滞在全体を通して一貫した体験を生み出している。
家具には、オーク材を基調とした家具で空間を構成している。また、各客室にはDynaudioのHi-Fiスピーカーを設置し、滞在にもうひとつの豊かな体験を加えている。
建築、インテリア、ブランディング、ホスピタリティを横断的に捉えながら、このプロジェクトではホテルを日常の延長として考えた。目的地として完結するのではなく、街とのつながりを持ちながら、訪れる人々が自然に居場所を見つけられる環境を目指している。
設計
芦沢啓治建築設計事務所
ライフワン-WORKS-
施工全般
写真
見学友宙



















